お知らせ・プレスリリース

<実証実験を実施> 岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター等と協力し、リモート情報共有システムと連携したAED搬送ドローンの実証実験

 

EDAC、岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター ・JUAVAC・エアーズ・リアルグローブと共同し、リモート情報共有システムと連携したAED搬送ドローンの実証実験を実施。

一般社団法人 救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(以下 EDAC[イーダック])は、2021年4月7~9日の3日間に渡り、岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター(以下、岐阜大病院)及びJUAVACドローンエキスパートアカデミー(以下、JUAVAC)、株式会社エアーズ、株式会社リアルグローブ(以下、リアルグローブ)と共同して、リモート情報共有システムと連携したAED搬送ドローンの運用に関する実証実験を実施しました。
今回の実証実験では、ドローンによるAED搬送における課題事項を考慮し、安全を確保しながら、より迅速なAEDの現場への搬送が可能かどうかを検証しました。

<リモート情報共有システムと連携したAED搬送ドローンの飛行の様子>
<リモート情報共有システムと連携したAED搬送ドローンの飛行の様子>

 

リモート情報共有システムと連携したAED搬送ドローンが実践配備されることで、例えばマラソン大会等の現場でSOS通知があった地点にAEDをドローンで迅速に搬送し、且つ、搬送地点の映像を救護本部へライブ中継することで、救護本部の救命医がより早い段階で要救助者の状況を確認・把握することが可能になります。

<AED搬送ドローンの空撮映像をリモート情報共有システム「Hec-Eye」で本部へ共有>
<AED搬送ドローンの空撮映像をリモート情報共有システム「Hec-Eye」で本部へ共有>
<ドローンによるAED搬送の課題>
<ドローンによるAED搬送の課題>

引き続き、リモート情報共有システムと連携したAED搬送ドローンの実用化に向けた実証等を通じ、広範に及ぶ現場での心停止に備え、有事の際のAEDによる早期除細動及びリモート口頭指導を通じた救急救命対応の時間短縮の実現を目指します。