リミットは間近！ドローン輸送で白馬と山小屋の未来が変わる

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長野県白馬村一般財団法人白馬村振興公社
石野真

物流フィールドでのドローンの実用化は、山間部や過疎地等において急務とされている。国土交通省による公募で「山間部等でのドローン荷物配送の本格化に向けて」の検証実験を行う地域の一つに選定された白馬村は、荷物輸送だけにとどまらず、観光産業の維持や向上に役立てるため、ドローンに未来を見出した。

【白馬村振興公社の概要】

観光地の光と影―「魅力の維持」と「人財不足」

─御社の事業内容をお聞かせください。

白馬村指定管理者として山小屋4軒と、『道の駅白馬』、『グリーンスポーツの森』という施設の管理運営及び福祉事業をしています。山小屋は3軒が夏期のみで、1 軒は通年営業をしています。
北アルプスの白馬連峰で特徴的なのは、3千メートル級の山のすぐ近くに麓があることや、冬はパウダースノーが楽しめることでしょう。最近ではインバウンドのスキー客も多く、夏と冬は賑わいますね。

─シーズン性の高い観光地だといえますね。

そこが難しさでもありまして、夏と冬の期間だけ働き手が欲しいのですが、当然ながらなかなか難しい。高齢化も進んでいるので、慢性的な人財不足に悩んでいます。また、天気の影響で収益が大幅に変わってくるので、天気に左右されないような付加価値も探っていかなければなりません。
これは私がドローンに関わる理由の一つにもなっています。

（取材日／2018年12月21日）

一般財団法人　白馬村振興公社
〒399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城21474-1
TEL ／ 0261-75-3788
URL ／ https://hakubakousha.com/

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