【森林・林業研究センターの役割】
森林を守り、育て、活かす研究成果は広く開示するスタンス
― 星川さんのご経歴とセンターの概要を教えてください。
森林・林業研究センターは静岡県の組織で、私は県の職員として勤務しています。大学時代から森林に関わる分野の研究に携わっており、県の職員になってからは12 年が経ちますが、延べ９年間こちらのセンターに在籍しています。研究員は13 名。「森林を守り、育て、活かす」というキャッチフレーズのもと、５つの役割を果たすための調査研究を行っています。
―５つの役割について詳しくお聞かせください。
１つ目は、苗木から立派な木を育て、森を育てる「森林育成」。２つ目は、木材やシイタケといった森の恵みを有効に使う「森林資源利用」。３つ目は、各所から受けた相談への対応や、広報紙等を通じて発信していく「技術指導・情報提供」。４つ目は、地域の皆さまに森の大切さを学んでいただくための「森林環境教育」。５つ目の「委託検定」では、民間の企業等から受託して木材の試験や種の発芽試験等を行っています。
（取材日／2019 年7 月17 日）
静岡県 森林・林業研究センター
〒434-0016 静岡県浜松市浜北区根堅2542-8
TEL ／ 053-583-3121
URL ／ https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-850/
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