【会社の沿革とドローン事業】
「ドローンが世界を変える」その確信が新たな扉を開いた
― 御社の概要と、ドローン事業の歩みについてお聞かせください。
創業は2002 年。売上の主力はEC 事業で、ドローンに着手したのは５年ほど前です。創業時から一貫して、「今のテクノロジーで世界が変わるのを近くで見たい、時代の変化に携わりたい」と
いう思いがあり、今後益々の成長が期待されるドローンに注力しようと決めました。
最初は地元のイベント空撮から始まり、ほどなくして機体販売やスクール事業に着手。正式なパイロットを育成するべく国土交通省の認定管理団体・講習団体になりました。
ドローン事業に着手した当時はまだ黎明期で、スクールも集客できるかどうか未知数でしたが、「ドローンで時代が変わる」という確かな予感があったので、結果はどうあれドローンに携わっていこうという信念をもっていました。
―ドローンスクールについて教えてください。
お客様第一のきめ細かいフォロー、快適な練習場所、比較的リーズナブルな価格設定。こうした訴求ポイントをHP で発信しているので、遠方から宿泊して来られるお客様もいます。
当スクールの講習は２日間と短期間ですが、日常業務でドローン空撮や点検等に携わるインストラクターが、フライトにおけるリスクなども含めた生の情報を伝えながら、実践的でハイレベルな講習を提供しています。用途が明確なお客様に対しては則した内容を指導。自治体や警察と防災協定を締結していることも信用に繋がっています。
最初は趣味の方が多かったのですが、近年急速に実践的なニーズが高まり、企業や自治体からの申込も増えています。
基礎のフライトマスター講習に加え、発展講習として、目視外飛行や夜間飛行、撮影や点検に特化したスペシャリスト講習など、できる限り実践に結び付く内容を考えています。今、力を入れているのは災害危機管理者講習です。
― 災害危機管理者講習を始めた経緯とその内容は。
「災害時にボランティアとして活動したい」という受講生からの希望もありましたし、地元の自治体や警察、消防と訓練を行うなかで、防災・災害対応にドローンが役立つことを認識していたので、利益云々よりも「社会貢献として絶対にやらなければならない」という意識がありました。手厚い指導をするため１回３名の少人数制。高度で有意義な講習が実現できていると思います。
操縦スキルだけではなく災害現場で求められる態度や行動などのレクチャーも行います。現場の管理者として活躍できる人材の育成を目指しているので、パイロットと管理者という２つの要素が学べるカリキュラムになっています。
（取材日／ 2021 年７月16 日）
▶株式会社プロクルー
〒526-0829
滋賀県長浜市田村町1281 番地8
長浜サイエンスパーク
TEL ：0749-62-2762
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コロナ特別号 with / after コロナ時代のドローン新活用
EDACでは、年々広がりを見せるドローン等を活用した課題解決の取り組みを推進すべく、自治体や企業等によるドローン等先端技術の利活用事例を取材し、EDAC会員の皆様へ会報誌として展開しております。 この度、11名の識者によるwith / after コロナ時代における新たなドローンの活用や展望についてまとめた会報誌特別号を発刊いたしました。通常はEDAC会員の方にのみお送りしておりますが、新たなドローン活用の普及展開のため、今回は特別に下記のサイトよりお申込みいただいた方にも有料にてお送りいたします。
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